EASLに出場するモンゴル初のチーム

スポーツ
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-05-22 17:18:36

(ウランバートル市、2025年5月22日、国営モンツァメ通信社)モンゴルのバスケットボール界で21年の歴史を誇る「ハスイーン・フレグード(Khasiin Khuleguud)」は、新たな快挙を成し遂げ、東アジアスーパーリーグ(EASL)に出場するモンゴル初のチームとなった。

5月21日、「ハスイーン・フレグード」は2024~2025年シーズンのモンゴル・ナショナル・プレミアリーグで9度目の優勝を果たした。これは同チームにとって2シーズン連続の優勝となる。

EASLは今年初め、アジアバスケットボール連盟(FIBA Asia)と長期パートナーシップを締結し、各国リーグの優勝チームに対し、2025~2026年シーズンのEASLへの出場権を与える制度を導入した。これにより、「ハスイーン・フレグード」はEASLの切符を手にすることとなった。

このフランチャイズのオーナーは同チーム自らが務め、モンゴルの代表として国際舞台でその実力を示す名誉ある責任を担っている。

モンゴルバスケットボール協会のS.トゥグスジャルガル事務総長は 「『ハスイーン・フレグード』が今季のチャンピオンとなり、EASLへの出場権を獲得したことは、モンゴルのバスケットボール史における新たな一歩である。この成果は、協会、選手、指導陣、そしてファン一人ひとりのたゆまぬ努力の賜物である。アジアの強豪クラブとの対戦を通じて、モンゴルの名を世界に示してくれることを心から期待している」と述べた。

決勝戦で、同チームのヤン・ミラー選手が最優秀選手に選ばれ、チームの勝利に大きく貢献した。

なお、「ハスイーン・フレグード」は今月30日と31日、ウランバートル市の「Mバンク・アリーナ」で、アジアクラブチャンピオンズリーグの準決勝を戦う予定である。