高齢者フォーラムが開催
政治
(ウランバートル市、2025年1月13日、国営モンツァメ通信社)1月8日、政府庁舎でダシゼグベ・アマルバヤスガラン国会議長の後援の下で全国高齢者フォーラムが開催された。
国会、家族・労働・社会保障省、モンゴル高齢者連盟が共催した同全国フォーラムに21県と首都9区から約900人の高齢者が出席した。
アマルバヤスガラン国会議長はフォーラムを開会し、高齢者の社会問題を現状と未来の傾向を踏まえて包括的かつ総合的に解決しなければならないと述べた。特に、高齢者の保健、年金・手当、雇用、社会参加、権利保護に最優先で取り組む必要があると強調した。また、関係省庁や団体、全職員に対し、法的義務を厳格に履行するよう求めた。
同氏は「2025年、モンゴルの国会は健康なモンゴル人、メガプロジェクト、赤字なしの予算など、将来的に利益をもたらす大きな目標を設定した。この中で高齢者の参加、意見、提案、創造性は過去と同様に重要な役割を果たす。「福祉から労働へ」という方針のもと、高齢者の雇用促進に向けた法的環境が整備され、高齢者に関する法律の改正が雇用促進を目的としている。今後、法律の実施に向けて全関係者が努力しなければならない。全ての行政機関と民間企業は、法的義務を履行すべきことを再度強調する。高齢者の権利侵害は憂慮すべき事態であるため、関係機関は同問題に注意を払い、国会に報告する。国会はその権限に基づき、高齢者に関する法律を全国的に実施するよう閣議に求めるとともに、常に法律やその他の決定の実行状況を監視する」と述べた。また、高齢者の年金や手当を本人に使用させず、財産の所有・利用・処分権利を侵害し、健康、身体、精神的な状態を脅かす行為が重大な人権侵害であることを警告した。さらに、法律や規則の実施状況に関する情報を立法機関および行政機関に提供し、監視するよう高齢者団体に呼びかけた。