1924年以来のモンゴル国憲法、初めて同時展示

社会
bolormaa@montsame.gov.mn
2022-01-20 12:06:01

113日、国立公文書館がモンゴル国立博物館と共同しモンゴル国の新憲法を制定した30周年を記念する展示会を共催した。同展示会の目的は、国民の憲法に対する意識と尊敬を育むことで、1924年、1940年、1960年、1992年の憲法の原本が同時に初めて提示された。昨年の通常国会で、新憲法制定30周年を祝して、社会における憲法の役割と成果をより強調すべきと第97号決議を採択した。


展示会の冒頭で、憲法30周年記念委員会長のトムルバートル・アユルサイハン国会議員は「我々は民主主義的な新憲法により人権、自由、正義、平等を尊重する人道的、市民的な社会を構築することを世界中に宣言した。今回の展示は、我が国の歴史と憲法を、歴史的な出来事や伝統を市民の皆様、特に次世代を担う子どもと若者に紹介し、憲法を尊重するという考えのためには重要である。国立博物館で8日間に渡って公開される貴重な展示品を是非ご覧頂きたい」と述べた。憲法学者 P.アマルジャラガル氏は「1924年に、バリン・ツェレンドルジ元首相らがモンゴルの初めての憲法をいかに受けとめ、憲法草案から公布までの記録を写した貴重な書類が展示されていることに興奮している」と、憲法に関する情報と知識を一般に広めるべきと示唆した。また、オフナー・フレルスフ大統領がモンゴル国の1992年の憲法の原本の複製版を国立博物館に保存するよう発令したが、ヤンゴグ・ソドバータル大統領府長官は複製版をL.ジャラガル国立博物館長に呈した。同展示会は今月20 日まで国立博物館の1階で開催される。入場料は無料。