コロナウイルス感染拡大防止法、来年7月1日まで延長 国会におけるモンゴル人民党会派は支持
政治2020年4月29日、モンゴル政府は「新型コロナウイルスの感染防止と対処、社会・経済的影響の緩和に関する法律」を成立させるとともに、モンゴル国違反法などの関連法を改正し、同日から施行した。昨日(12月20日)、国会におけるモンゴル人民党会派の会議により、同法の実施有効期間の6ヵ月間延長を求める意思を固めた。
人民党会派を率いるドゥラムドルジ・トグトフスレン議員は「世界の各国で新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しが見えない状況が続いている。モンゴルでも国境の実質上の封鎖等が実施され、経済活動は停滞している。感染拡大の収束が見えない中、同法を延長せざるをえない。そうでなければ、検疫、隔離などの多くの措置が阻止される。そのため、コロナウイルス感染拡大防止法を延長する案を国会本会議に提出する」と延長の必要性を強調した。さらに、トグトフスレン議員は「しかし、6ヵ月間以上の延長及び再度の延長については、ここでは断言出来ない」と述べた。
同法の主な目的は、COVID-19感染拡大の予防、対策、社会の健康保護、人権に対する一定の制限、関連する決定の緊急発出、社会及び経済への悪影響の抑制、特別規則による内閣の決定に関連する調整をすることである。