「エキスポート・モンゴリア2021」、パンデミック下輸出拡大を探る
経済 12月9日、モンゴル産品の輸出拡大を目的の業界フォーラム「エキスポート・モンゴリア2021」が「パンデミック下で輸出拡大の可能性を探る」を主題に、アセム・ヴィラのフン劇場にて開催された。
モンゴルは鉱物資源や畜産原料を輸出する1次産品輸出国。輸出の95%を鉱物資源が占めている。この輸出構造に対する改革が必要だと、関係者らが指摘。さらに輸出の構造改革には、国の政策、援助、官民連携と国際機関の協力、輸出拡大、輸出品の多種化、経済競争力の強化も必要だとされた。また、会場は、工業品の輸出状況、輸出過程の諸課題、非鉱業製造セクター向け融資条件の緩和、情報共有、輸出推進と管理体制の整備を急ぐこと、実現に向けて協力していく認識で一致した。
モンゴル観光協会のD.ガントゥムル会長は観光分野での輸出について発表し、「観光業はさまさまな分野の連携で成り立つ。インバウンド観光に伴う人の移動はすべての分野、特に中小企業の成長、経済流動性を刺激する働きがある」とし、自然環境・観光省が「観光振興戦略計画」を官民連携を通じて作成しているとした。