ザミーンウデ国境検問所、稼働再開

経済
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2021-07-23 16:12:21

 ザミーンウデ国境検問所は7月16日、稼働再開となり、滞留中のモンゴル向け貨物が鉄道で輸送され始まったと発表した。一方、 ガショーンソハイト国境検問所は17日から1週間 で、厳格な移動規制が敷かれた。ガショーンソハイトは前日まで正常に稼働しており、中国輸出向け石炭車両は100台、銅鉱石は128台それぞれ通過したという。

 ザミーンウデ関税当局は中国当局に対して、ナーダム祝日に貨物の越境 輸送の継続を要請。中国はその要請に応じず、同期間中に輸送できなくなった。ザミーンウデ当局は「ナー ダム中、輸送に係る車両の登録手続きも行われた」とコメントした。政府はザミーンウデ国境検問所で発生した貨物滞留問題を受け、状況打開を目的のワーキンググループを組織して現地へ派遣した。同ワーキンググループは貨物滞留を解消するために以下を決定した。

 -ザミーンウデ国境検問所幹部4名、職員28名を刷新。新たに32名を派遣。

 -行政官がらみで人的に発生した滞留問題を解消するため、関税保護区に停留したトラック200台を迅速に登録及び検査。

 -国境はナーダム中、閉鎖されたが、中国は貨物列車による輸送を開始した。

 -ザミーンウデ国境検問所のターミナル・コントロルゾーンは1日2回除染されている。