エルデネト鉱業、スタンダード銀行債務の履行

政治
dashtseren@montsame.gov.mn
2019-04-17 09:42:02

 ウルジーサイハン・エンフトゥブシン副首相、エルデネト鉱業のホーホル・バダムスレン総裁は、5日の緊急記者会見で、スタンダード銀行の債務問題で約4000万米㌦支払いで対外債務整理を結了したと発表した。

  ジャスト・グループが南アフリカ・スタンダード銀行からの融資を受ける際に、エルデネト鉱業(実質的に国が保有する51 %の権益)を連帯保証人に立てた。ジャスト・グループが債務不履行に落ち、スタンダード銀行はエルデネト鉱業に支払い代償を迫った。2013年にロンドン 国際仲裁裁判所でエルデネト鉱業が、元本と利子、訴訟費用などを含む計1億1700万米㌦の支払いを命じられた。

 政府は2018年8月、副首相を率いるワーキング・グループを設置し、その債務調整を行わせた。スタンダード銀行との交渉の末、両者は、仲裁判決1億1700万米㌦の3分の1となる約4000万米㌦で示談が成立した。エルデ ネト鉱業は資本準備金の資本組入をし、全額を弁済した。