オユトルゴイ鉱床を巡る議員調査団、申告漏れと記者会見

政治
naranchimeg199@gmail.com
2018-06-29 14:42:54
 オユトルゴイ鉱床開発契約執行を巡る議員調査団長、D.テルベシダグワ議員は26日、同調査の報告等について記者会見を開き、申告漏れがあったことを指摘した。
 テルビシダグワ議員は、同社からの提示資料に当局の捜査資料を加えて膨大な資料を確認してからすべてを総括して国会経済常任委員会で報告する、とした。同氏は「国税庁が2018年1月、およそ1億5500万米㌦の追徴税を勧告していたが、今回、それを上回る申告漏れが発見された」とし、国会の調査報告ですべてを明かすとしながら、具体的な金額規模への言及を避けた。
 同氏は「同鉱床の従業員がおよそ1万4000人というざっくりとしか分からなくて、同社も就労実態調査に対して非協力的である」とオユトルゴイ社の姿勢を問題視した。また、オユトルゴイ社が「内閣が決断すれば発電所建設を踏み切る」と火力発電所建設へ前向きであることを発言した。