ザグドジャブ鉱・重工業副大臣:燃料輸入業者がこれまでに赤字だったかを調べる

経済
41@montsame.mn
2018-01-22 16:34:54
 モンゴルは、国際通貨基金(IMF)の金融支援を受ける代わり、いくつかの税金を引き上げたことを合意していた。その一つは、昨年11月30 日にスフバートル、ザミー ン・ウーデ、アルタンボラグ、エレーンツァブ国境検問 所にて輸入されているガソリンに対し、オクタン価90まで のガソリンの特別税を1㌧当たり3万トゥグルグ、オク タン価90以上のガソリンを5万トゥグリグ、ディーゼ ル10万トゥグリグでそれぞ れ引き上げたことだ。
 従って、ガソリン大手輸入業者は、同措置に牽引さ れて、それぞれの燃料に 対して価格を1㍑当たり60~120トゥグルグ引き上げている。しかし、住民からは「特別税の引き下げの際に業者が値下げないのに、増税になると、利益を考えすぐに 上げてしまう」と非難の声が上がっている。一方、輸入業者らはこれまでの経営が赤字だったとの説明。
 値上げ問題で行政も動き出した。
 「価格設定の信ぴょう性及び業績などに対する調査を行う作業部会を設置した」とD.ザグドジャブ鉱・ 重工業副大臣が9日に発表した。大臣は「政府が燃料の輸入特別税を引き上げたため、住民の間で燃料値上げの心配が高まっていたので、同省が三者協議を行なった。この際、輸入業者がこれまでに赤字だったというので、同省と鉱物資源・石油管理庁、労働組合、雇用者連盟、公正競争・消費 者保護庁、輸入業者から構成される作業部会を設置することになった。作業部会設置後に値上げ問題を取り上げる。これまでに政府が柔軟な対策を取り、2回も特別税を免除していた。だが、勝手な値上げは不正だ」と指摘した。