モンゴル人の文字の歴史を物語る「モンゴル書記の遺産」

カルチャー
41@montsame.mn
2017-10-25 13:52:14
 モンゴル最初の文字と言われる「チンギスの石版」に刻まれたカリグラフィから、現在モンゴル国で使われているキリル文字に至るまで、モンゴルの「文字」の歴史を題材にした書籍が発売された。
 この「モンゴル書記の遺産」はモンゴル人が独自に開発し、使用してきた約10種類の文字、その形などの研究結果をわかりやすく解説しており、モンゴル語の表記、文字に関する歴史を年月順にまとめた。長年のモンゴル人の精神の在り方を明快に解説した本書はS,エルデネボルド氏の発案で、B.トゥブシントゥグス、G.バトトグトホ、D.ボロルゾイ、J.ガンバータル氏らが著した。彼らは「ステップ・パブリション」(草原出版)と名付けた出版社を設立し、モンゴルの言語、文化、歴史に関する書籍シリーズとして、若手言語学者らによる本書を皮切りにスタートしようとしている。古代から語り継がれるモンゴルの筆記文化の遺産、多くの国々との関係を保ちながら世界の運命をその手に握った書簡や、モンゴル帝国の手にしていた権力の大きさを物語る令状、その印、石製の書物、戒めなど、感動すること間違いない深い歴史が、この一冊に詰まっている。
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