ゾリグト大臣:トランジット輸送を2.1倍に増加

経済
arvis@montsame.mn
2016-03-14 11:08:27

 ロシアのソチでトランジット輸送量に関する国際会議が開かれ、モンゴルを通過する貨物やその輸送量について協
議が行われた。会議についてM.ゾリグト道路・交通大臣に聞いた。
——会議でモンゴルにメリットはありましたか?
 昨年11月から道路・交通省の作業部会がロシアの「ロスネフチ」社と会談を続け、モンゴルを通過するトランジット輸送量を増加させることについて意見交換してきました。その結果が出たと思います。今回の国際会議にはモンゴル、ロシア、中国、カザフスタン、ベトナム、北朝鮮の代表者らが出席し、2016年度のトランジット輸送量を確定しました。ロシアから中国へモンゴルを通して輸送する貨物量は、410万2000㌧に決まりました。一方、原油は昨年末からモンゴルを通過して輸送されています。ロシアは年間に250万㌧の原油を、モンゴルを通過させて輸送すると確定し、公文書に署名しています。輸送量は増加し、350万㌧に達すると見込んでいます。
——トランジット輸送量が増加しているということですね?
 ええ。今後、トランジット輸送量を2.1倍まで増加することで一致しました。ロシアは中国へ原油250万㌧と貨物630万㌧を輸送することになっています。これは、昨年より9 2万8 8 0 0㌧増加しています。一方、中国からロシアへは38万㌧の貨物がモンゴルを通過して輸送されます。トランジット輸送により、モンゴルは年間1500億トゥグルグを獲得します。
——モンゴルから外国への輸送量は?
 2016年のモンゴルから中国への輸出量は629万9000㌧と確定しました。大半(500万㌧)が鉄鋼ですが、その他の
資源も輸送されます。

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