フレルスフ大統領、バチカンを国賓として訪問予定
政治
(ウランバートル市、2025年11月28日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領はローマ教皇レオ14世の招請により、同国を国賓として12月4日に訪問する。
本訪問の際、両国の国家元首は公式会談を行う。フレルスフ大統領には、ピエトロ・パロリン・ローマ教皇庁国務長官が表敬訪問する。
モンゴル国はバチカンと1992年4月4日に外交関係を樹立した。過去30年余りにわたり、両国間の関係と協力は文化、教育、保健、人道の各分野で活発に進展している。
2023年には、オフナー・フレルスフ大統領の招請により、教皇フランシスコ(ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ)はモンゴルを国賓訪問し、両国が約800年にわたって築き上げてきた関係と協力をさらに拡大させる歴史的な訪問となった。
1245年にローマ教皇インノケンティウス4世がグユク・ハーンに宛てた親書、および1246年に大ハーンから寄せられた勅書は、両国が数百年前から交流を有していたことの証となる貴重な史料とされている。
今回の国賓訪問は、モンゴル国の国家元首としてバチカンを訪問するのは14年ぶりになるものであると、大統領府が発表した。
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