フレルスフ大統領は国連常駐調整官と会談
政治
(ウランバートル市、2025年5月23日、国営モンツァメ通信社)5月21日、オフナー・フレルスフ大統領は、ヤープ・ファン・ヒールデン国連モンゴル常駐調整官と会談した。
会談の冒頭、フレルスフ大統領は、ヤープ・ファン・ヒールデン調整官の就任を祝し、モンゴルと国連の協力関係の更なる発展のため、積極的に取り組むとの確信感を示した。フレルスフ大統領は、国連がモンゴルの社会・経済発展を一貫して支持してきたことに謝意を表明し、モンゴルが国連との協力関係を非常に重視していることを強調した。
ヤープ・ファン・ヒールデン常駐調整官は、モンゴルが美しい自然と豊かな歴史があり、平和で、国際平和維持やジェンダー平等の推進において模範的な国であることを強調した。そして、国連常駐調整官として赴任するに最も好意的な国の一つであると述べた。同氏は、モンゴルが自然環境や気候変動といった世界が直面する課題の解決に積極的に取り組んでいることを評価し、2026年に砂漠化対処条約第17回締約国会議(COP17)を主催することを祝した。また、国連が、モンゴル大統領の主導で実施中の「10億本の植林」、「ホワイト・ゴールド」、「健康なモンゴル人」などの全国運動を支持することを伝えた。
双方は、モンゴルの持続可能な開発に関する中長期的な政策や目標を、国連の持続可能な開発目標(SDGs)と整合させる可能性について話し合い、全段階で積極的に協力することに合意した。