鉱業会社は「エルデネス・モンゴル」、非鉱業会社は「エルチス・モンゴル」に統合

政治
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2025-01-14 16:18:04

(ウランバートル市、2025年1月14日、国営モンツァメ通信社)1月8日の閣議で国有企業および地方自治体企業の生産性、透明性、ガバナンス改善に関する法案が審議され、国会への上程が決定された。


ニャムオソル・オチラル内閣官房長官は以下のように報告した。


国有企業122社の情報は5社に集約される。51社が合計で3800億トゥグルグの収益を上げる。41社が1500億トゥグルグの赤字を抱えている。従って、これら企業のステータスが明確化される。国有企業は、富の基金や国家予算に収益を徴収する役割を担っている。資産運用を行い、ガバナンスを改善する企業と統合される。政府管轄下に鉱業会社の連合となる「エルデネス・モンゴル」社と非鉱業会社の連合となる「エルチス・モンゴル」社が設立される。


一方、各省庁に所属し、国家予算から資金提供を受けている団体は新たに組織再編され、公共サービス団体となる。民間企業の業務が移管される。あるいは、業界担当大臣が自分の予算から給与支給するか、廃止する。これにより、国有企業というステータスの下で利益を上げず、赤字を抱える企業は存在できなくなる。この一環、国有企業の生産性、ガバナンスの透明性改善に関する法案を上程する。


2023年現在、122社が国有財産委員会に報告書を提出した。国有財産政策調整局という政府調整機関が今後、同法に基づき、国有財産および地方財産を登録・監視し、違反法に基づいて責任を問う形式で業務を遂行する。一方、国有企業がガバナンスに直接関与することが停止される。


非鉱業会社が国有コーポレーションと統合されるとエネルギー、銀行・金融、運輸、他の分野といった4分野を含む。エネルギー分野の34社を7社に統合し、予算を節約する。従って、国有企業122社が56社に統合される。