国連モンゴル常駐調整官が任命
政治
(ウランバートル市、2025年01月08日、国営モンツァメ通信社)国連モンゴル常駐調整官にオランダ出身のヤープ・ワァン・ヒエルデニ氏が任命された。ヤープ・ファン・ヒールデン氏は、開発問題、人道支援、平和強化において活躍し、特に支部や部署、プロジェクト、プログラムの管理・調整を担当し、戦略策定、政策立案、業務運営、マネジメント、調整において30年間以上の指導経験を有している。
同氏は2025年1月からモンゴルにおける国連システム機関を統一指導の下で管理し、調整を行う。
モンゴルに任命される前、ヤープ・ファン・ヒールデン氏は、ミクロネシア連邦のポンペイ島で国連の初代常駐調整官として勤務し、パラオ共和国、マーシャル諸島共和国、ナウル共和国、キリバス共和国など複数の国を担当してきた。同氏は、国連の指導チームを率い、各国の開発目標達成を支持する活動を調整し、関連性の確保と最適化に注力してきた。
ヤープ・ファン・ヒールデン氏は、2018年~2021年にアフガニスタンでの人道支援および開発団体(Cordaid)、2013年~2016年にフィリピンおよびカンボジアでの国連プロジェクトサービス、1995年~2013年にバンコク、コペンハーゲン、ニューヨーク、クアラルンプールにおける国連地域センターでのプロジェクトサービス、1994年にバンコクの国連開発計画(UNDP)、1991年~1993年にシエラレオネの国連資金開発基金(UNCDF)において勤務していた。
オランダ出身のヤープ・ファン・ヒールデン氏は、ヴァーヘニンゲン大学で農業経済学の修士号を取得しており、妻と4人の子供がいる。