オユンエルデネ首相は国連砂漠化防止条約事務局長と会談
政治(ウランバートル市、2024年12月03日、国営モンツァメ通信社)12月2日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、サウジアラビア王国のリヤド市で開催された国連砂漠化防止条約第16回締約国会議(COP-16)の際、イブラヒム・ティアウ国連砂漠化防止条約(UNCCD)事務局長と会談した。
会談の際、オユンエルデネ首相は、国連砂漠化防止条約締結30周年を祝福した。過去、同条約の事務局が地球環境や土壌の保護、砂漠化防止、土地劣化の軽減に関して世界の注目を集め、効果的に活動してきたことに対し、事務局長に感謝の意を表した。
首相はまたモンゴル政府が実施している「10億本の植林」全国運動、「食糧革命」、「ホワイト・ゴールド」などの全国プログラムについて紹介した。モンゴルは、中央アジア、東北アジア、またはアジア太平洋諸国との地域パートナーシップ発展により、干ばつへの耐性を確立する上で協力を拡大させることが可能であると述べた。
これに対し、イブラヒム・ティアウ事務局長は、モンゴルが国連砂漠化防止条約第17回締約国会議(COP17)に対して重要性を認識し、事前に準備を整えていることに感謝の意を表した。
双方は、2026年にモンゴルでCOP-17を成功裏に開催し、その際、放牧地の適切な管理に関する国際連盟を設立する可能性について意見交換を行った。