東アジア赤十字社委員会長フォーラムが開催
政治(ウランバートル市、2024年7月30日、国営モンツァメ通信社)モンゴル赤十字社(MRCS)、赤十字国際委員会(ICRC)、国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)がウラーンバートル市で東アジア赤十字社委員会長フォーラムを共催している。
毎年、東アジア赤十字社委員会長らは、地域で直面している人道問題を話し合い、協力方向性と優先的目標を決定し、あらゆる問題解決方法を整え、国家委員会の人道能力を強化することを重視してきた。
同フォーラムは、赤十字国際委員会と国際赤十字赤新月社連盟を構成する諸国内協会、赤十字国際委員会、国際赤十字赤新月社連盟の協力と努力を連携させ、あらゆる危機を乗り越える準備を確保し、対応策を実施し、国内協会の能力を強化する上で重要な意義がある。
今回は、東アジアでの優先的な副目的達成や実施活動について話し合い、地域と世界的な約束との連携、国内協会の東アジアでの能力向上、東アジア人道問題などについて意見を交換する。
また、フォーラムの参加者は気候、災害備え、青少年の参加、女性リーダーシップ、高齢化、この地域における巨大災害時の協力規制などについて徹底的に議論を展開し、多様化、参画、透明性の改善・強化などに関するリーダー間の戦略的対話促進を指摘した。
去年の冬、モンゴルで発生したゾド災害の克服に赤十字国際委員会、国際赤十字赤新月社連盟、国内協会、具体的に中国赤十字社、日本赤十字社、韓国赤十字社が全面的な支援を提供した。
同フォーラムの前または今月25~30日にウラーンバートル市で東アジア赤十字社青少年キャンプと青少年ネットワーク会合が開催された。
フォーラムの際、バトムンフ・バトツェツェグ外務大臣は 「青少年の防災意識と技能を継続的に向上させ、彼らの発達に投資し、人道活動と赤十字社の意思決定の前段階での青少年の参加を確保するため国内協会のリーダーたちが特に注意を払い、支持する任務がある」と強調した。
東アジア赤十字社委員会長のフォーラムにアレキサンダー国際赤十字・赤新月社連盟アジア太平洋地域ディレクター、バルタザール・スタイヘミル国際赤十字・赤新月社連盟東アジア地域ディレクター、キム・チョルス韓国赤十字社会長、清家篤日本赤十字社会長、王琳中国赤十字社副会長などのゲストが出席している。