Ulaanbaatar
モンゴル赤十字社は牧畜民に76億トゥグルグの援助を提供
社会
（ウランバートル市、2024年５月31日、国営モンツァメ通信社）今年の冬、モンゴル赤十字社は、ゾドの影響を受けた21県の牧畜民1万1350世帯に76億トゥグルグの人道援助を提供した。
遊牧民に提供された同支援について、モンゴル赤十字社のN.ボロルマー事務局長、国際赤十字赤新月社連盟（IFRC）のマニッシュ・テバニ緊急援助調整官が発表した。
モンゴル赤十字社のN.ボロルマー事務局長は、人道支援は400頭未満の家畜を飼う世帯、多くの子供がいる世帯、妊娠中および授乳中の母親、障害者、高齢者、独身の母親、家畜が大幅に死亡された各世帯に、地方部会やボランティア活動家を通じて提供したと述べた。
同支援を提供するには、国際赤十字・赤新月社連盟、アメリカ合衆国国際開発庁（USAID）、国連人口基金（UNFPA）、オーストラリア政府、オーストラリア赤十字社、中国赤十字社、中国大使館、韓国政府、モンゴル外務省、モンゴル「バドラフ・エナジー」社、欧州連合、セルビア政府等が支持した。
今後も、モンゴル赤十字社は牧畜民の生活を支援し、ズドによる被害を補償し、牧畜民が通常の生活に戻れるよう支援する予定である。
