アルハンガイ県:60軒の牧畜家族が30ヶ所で観光客を受け入れる
社会
(エルデネボルガン郡、2024年5月21日、国営モンツァメ通信社)5月21日、アルハンガイ県のB.ツェレンナドミド県知事の提案で、同県知事室が「古代遊牧民の故郷」観光協会と協力し「マルチン(牧畜民)キャンプ」プログラムを実施している。
同プログラムに、最初は30ヶ所で60軒の牧畜家族を選択し、同県中心から50~150㌔の距離に決定した。
牧畜家族に同プログラムを紹介し、遊牧民の伝統や文化を継承・普及するためのプログラムに参加しながら追加収入を得たり、事業を管理したり、観光客に快適で満足のいくサービスを提供したりする初級知識を与える教育を開催した。
牧畜民の家族は、観光客に牛乳を沸騰させる、ウルム(バタークリーム)を作る、ヨーグルトを作る、ポット蒸留、馬乳酒発酵、アールツ(酸乳から造った凝乳の一種)濾し、エーズギー(発酵乳を加えて、弱火で煮詰めた後、天日干ししたもの)煮詰めなど乳製品加工、乗馬、馬の歩き方の教育、子牛の引き抜き、柵に入れる、家畜の年齢と容貌を紹介するなどモンゴルの習慣を見学できるサービスを提供する。牧畜民がその他の追加サービスも提供可能である。
「マルチンキャンプ」プログラムの特徴としては、各家庭が観光客を受け入れるための同じ基準のゲルを持っていること、家庭文化を紹介するプログラムを持っている、単一の料金方針、visit-ara.com統合システムを介した予約、循環型の関係などが言及できる。
また、エコトイレを備える、休養リゾートから50㌔以上の距離に存在する、舗装道路から2㌔以上の場所に住居する、馬を飼い慣らしてあること、各家族が「1人観光客に1匹のヤギ」プログラムに参加し、やって来られた観光客にヤギ1匹をプレゼントするなどエコゲルと異なる。