日本と高等専門学校制度、情報通信技術で協力

社会
tserenlkham@montsame.gov.mn
2023-02-27 15:59:08

 23日~12日にかけてロブサンツェレン・エンフアムガラン教育・科学大臣は日本を訪問し、高等専門学校(高専)制度、大学医療制度及び情報通信技術(ICT)の協力に向け公式会談に及んだ。

 26日、エンフアムガラン教育・科学大臣は永岡桂子文部科学大臣と会談した。エンフアムガラン大臣は教育分野における日本からの長年の支援に対する謝意を示すとともに「モンゴルに3つの高等専門学校(2つは私立高専、もう一つはモンゴル国立科学技術大学附属の高専)があり、約1000人の生徒が在学している。今後、日本との協力を拡大し、全国の40の技術専門学校及びカレッジでモンゴルの特徴に合った教育プログラムを実施する」と述べた。続いて双方は、新型コロナウイルス感染症の影響で日本に留学するモンゴル人の学生数が激減し現在、約2600人が在学中である。この数を2027年まで増加させ、感染拡大前の水準にまで戻すとともに『1000人のエンジニア』プログラムの継続などについて意見交換した。

 210日、エンフアムガラン教育・科学大臣は林芳正外務大臣と会談し、「モンゴル日本外交関係樹立以来、様々な分野で日本国の支援と協力があり、特に経済、社会、教育における貢献は大きい。モンゴル政府の一人として日本政府に感謝する」と謝意を表した。 林芳正外務大臣は「オフナー・フレルスフ大統領、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相、バトムンフ・バトツェツェグ外務大臣は日本を訪問した。この度は教育・科学大臣が日本を訪問していることは両国外交関係が更に拡大している著しい証拠でもある。教育は両国国民の相互理解と友好的感情を深める源であり、教育分野における協力を促進する」と述べた