来年、PKF国際会議がウランバートルで開催される

政治
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2021-12-17 12:44:48


 

 韓国・ソウルで1278両日に国連平和維持活動(PKO)の閣僚級会合が開かれた。8日、グルセド・サイハンバヤル防衛相が軍人・要員を派遣する諸国の防衛相らの会談で、「来年、平和維持活動(PKO)に参加する女性の平和維持軍(PKF)の国際会議をウランバートルで開催する」と述べた。

 また、サイハンバヤル防衛相は「わが国は国連への加盟から60年の間に国連の目標と活動を尊重し、支援し、調停し、和解させる義務を果たしてきた。今後も効率的な平和維持活動のために、スマートキャンプ構築と遠隔医療などの技術と医療力量の強化に向けて積極的に寄与していく。また、国連の環境保護の呼びかけを支持し、再生可能エネルギー技術の活用を備えた要員を提供する。モンゴルだけではなく、加盟国の寄与の公約は平和と繁栄の原動力になる」と強調した。

 200010月、国連安全保障理事会は平和構築における女性の参加を促進するため「女性・平和・安全保障に関する国連安保理決議第1325号」を採択した。今年は、決議1325号を採択してから20年目に当るが、平和を獲得・維持していく上での女性の役割を強化し、女性軍事要員比率を15%に引き上げることを目指している。同目標の一環として、2022年にウランバートルで女性の平和維持活動のへ参加と経験に関する会議が行なわれる。

 平和維持活動閣僚級会合は2014年から開催されており、平和への国際社会の寄与を促進することを目的としている。同会合は世界155カ国の外務・国防閣僚級を対象とする平和維持活動分野の最大規模の会議である。今回はアジアの国が主催するのは初めてだ。今年は15カ国の外相、29カ国の国防相、1カ国の報勲相、20カ国の次官級などの76カ国の閣僚・次官級がオンライン演説で参加した。7日の開幕式で、文在寅韓国大統領とアントニオ・グテーレス国連事務総長は映像で祝辞を述べ、平和に対する人類共同の切実な希望と各国の平和と再建への寄与の意志を強調した。