火災相次ぐ、原因は枯草掃除

社会
dashtseren@montsame.gov.mn
2019-04-19 09:01:58

 春の乾燥と強風の季節が訪れるにつれ、住民の無知と不注意で火災の発生回数が増える傾向だ。一般火災の5割を野外ごみ放置と枯草火災が占めている。 

 首都圏を含む、全国的な火災発生件数は33件。このほど、首都圏でも13~15日にかけて、別荘地の枯草掃除を目的で火をつけたが火災になり広がったという大事件が3件あった。13日、ボグド山で枯草火災のため、5㌶地が燃焼のほか、14日、スフバートル区でのゴードイアム別荘地で13軒の一戸建てと3 軒のゲル、15㌶地、15日にチンゲルテイ区のシャディブラン別荘地で6軒が全焼した。そのほか、林野火災で1100㌶の森林、1800㌶の高原、計2900㌶が全焼。従って、非常事態当局は市民へ重ねて注意 を呼びかけている。