「ハルハ・オイラド法典」出版

社会
41@montsame.mn
2018-01-11 10:55:23
 モンゴル新憲法記念日を迎え、文化芸術功労者、翻訳者のTs.スレンジャブ氏とP.ツァガーン弁護士は、17世紀に制定されたモンゴルの成文法の「ハルハ・オイラド法典」を出版した。 
 同法典は、モンゴルの習慣に加えて 成文された法律があると歴史的な文献に記されている。
 1640年、ハルハとオイラドの貴族や 仏徒指導者らはタルバガタイ山で会 談し、この法典を採択した。刑法、 民法、家族法、罰則などを規定したこの法典からその時代の刑罰の重さが財産や社会的地位によって異なったことが分かる。
 また、当時の国家脅威となった国に対する国の統一の証となった。
 トド文字で口頭によって書かれた『ハルハ・オイラド法典』の原本は、1771年にイジル河から移住した遊牧民のアブダル(モンゴルのゲルの奥場に置く箪笥)から発見されたという。スレンジャブ氏とツァガーン氏は学者による研究や文献を比較し著作した。