モンゴル旧正月ツァガーン・サル、いよいよ丁酉年が明ける

社会
arvis@montsame.mn
2017-02-25 11:58:33

 旧暦の丁酉年がいよいよ明けようとしている。モンゴルでは、この旧正月のことはツァガーン・サルと称され、遊牧民ははるか昔から楽しんできたものである。

 楽しみに待った年に一回しか訪れることのないツァガーン・サルは、家族全員が我が家に 帰省して年長者を囲んで祝うものである。

 その元日は2月 27日となる。

いよいよ年が明 けようとしている中、街はも っとも活気づいて見える。商業施設や市場などは買い物客でいっぱいで、不景気などを思い起こさないほどにぎやかである。迫る丁酉年は、モン ゴルにとってはチャレンジの年になるといわれる。チャレンジの年とはいえ、元来は元日に清潔な家の中で、新しい デールや衣服に身を包んで縁 起の悪いことを考えずに「心と体」を清らかに保つことが 縁起がいいとされている。モンゴル人たちも酉年が迎える年がこの元日のように平穏で、 幸せに過ごせる良い年になると信じている。

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