バトボルド市長、ADBとの協力計画に調印

経済
khosoo@montsame.mn
2016-08-11 18:34:01

 22日、S.バトボルド市長とアジア開発銀行(ADB)のアルノー・ヘックマン都市開発専門家が「ウランバートル市ゲル地区開発、投資支援計画」の2段階目の事業に関する覚書に署名した。

 市役所は、ADBおよびヨーロッパ投資銀行(EIB)と協力し、3億2000万米㌦の融資により、UB市の大気汚染と土壌汚染の原因となっているバヤンホショー、セルベ、ドローン・ボーダル(UB北部に位置する)周辺のゲル地区を開発し、都市中心部に組み込むためのプロジェクトを実施している。今回のプロジェクトは2段階目である。初期段階では、バヤンホショー、セルベの部分的なマスター・プランを承認し、住民向けに、5万戸の仮設住宅を竣工させた。また、下水管の建設事業も終了間近である。これからさらに、幼稚園、職業訓練センター、ビジネス・センター、火力発電所、プールや道路などの建設を計画している。署名式でS.バトボルド市長がADBに対し、UB市の課題となっているゲル地区開発計画への金融支援協力に感謝を表し「同事業の急速化に注目したいと思います」と述べた。アルノー・ヘックマン専門家は「なるべく早期に本プロジェクトを完了するため、力を尽くします。プロジェクトの成功に期待しています」と語った。「ウランバートル市ゲル地区開発、投資支援計画」は3段階で実施されるが、署名により2段階目が開始した。

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