ウランバートル市で、細胞、組織、臓器移植治療に関する国際第4回会議が開催

社会
l.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-05-27 11:33:58

(ウランバートル市、2024年5月27日、国営モンツァメ通信社)5月24~25日、ウランバートル市で細胞、組織、臓器移植治療に関する国際第4回会議が開催された。


会議の際、保健省の所属機関・保健開発センターのP.バトチョローン細胞・組織・臓器移植調整部・部長兼功労医師が「国際機関が実施した研究によれば、モンゴルは細胞・組織・臓器移植手術をする93ヶ国から41~42位にランクされているという。今後、同治療を担当する医師や医療スタッフの更なる知識・教育の向上、機器の改良など必要性は日々増えているので、資金は定期的に増やすのが適切と考える」と述べた。また、国会に提出された「臓器移植法案」が可決されることにより、法律や法的な環境が進歩されると確信すると述べた。



今回の会議には、10ヶ国余りから20名の客員教授のほか、自国の細胞、組織、臓器移植の外科医や医療専門家が参加している。



1996年より、モンゴルの医学分野では先端医療技術として臓器移植治療が導入された。従い、国立第一病院で2006年から腎臓、2011年から肝臓、2014年から骨髄と血液幹細胞、国立ガン研究センターでは、2018年から肝臓の移植治療がそれぞれ開始された。