2023年12月時点、約15万㌧の燃料輸入

経済
l.naranzul@montsame.gov.mn
2024-01-12 10:45:36

(ウランバートル市、2024年1月12日、国営モンツァメ通信社)1月5日、D.ダワーバヤル鉱物資源石油庁石油製品部長が 「2022年の同時期、モンゴルは平均4万5000〜5万㌧のAI-92ガソリンと8〜9万㌧のディーゼル燃料を消費したが、2023年末の3ヶ月で、AI-92ガソリンの輸入は6万㌧、ディーゼル燃料の輸入は10〜11万㌧に達した」と報じた。


昨年12月、ロシアのサプライヤーと契約交渉を行い、増大する燃料需要について話し合った。モンゴルは消費量の約70%をロスネフチ社から、残り30%は他のロシア企業から輸入していたが、現在は、追加で中国からの輸入を増やし、以前は中国からユーロ5のディーゼル燃料を月当たり1万㌧輸入していたが、今は3万㌧に増加した。


2024年1月、ロスネフチ社が 9万㌧、ロシアのネフチ・ケミカル・サービス社が3万㌧、中国が3万6000㌧のディーゼル燃料を受注した。結果的に、燃料備蓄や不足防止のために消費量を超えた注文を行った。

国民が最もよく使用するAI-92ガソリン輸入には、ワンプライス購入契約がある。同契約の条件や項目は交渉により、毎年更新される。これは、AI-92ガソリンの価格は2024年に上昇しないことを意味する。


2024年1月、ディーゼル受注価格は前月より下落し、原材料となる世界市場における石油価格に連動している。

2023年12月、世界市場の石油価格は安定したが、一時期下落したため、これを踏まえ国境渡し価格を引き下げた。