商業銀行における農業融資部門の設立
経済2023年9月29日、ウランバートル市(モンツァメ) 9月28日、食糧・農牧軽工業省による「農業分野における資金調達の新たな方法と解決策」会議がシャングリ・ラ・ホテルで開催された。
米国の国際開発庁(USAID)のベスト・プログラムの支援の下、2019年以来4000人以上の中小企業経営者が2000億トゥグルグ(6200万米㌦相当)の融資を受けた。同融資は、特に新型コロナウィルス感染のパンデミック時、事業拡大に貢献した。
同会議の際、国内における農業分野の持続可能な開発に向けた資金調達モデルと革新的なツールが議論され、解決策模索のために開催された。 リチャード・ブアンガン在モンゴル米国特命全権大使、ハヤンガー・ボロルチョローン食糧・農牧業軽工業大臣、L.アマル・モンゴル銀行協会事務局長がフォーラム開会の挨拶を行い、農業分野の発展における連携と協力の重要性を強調した。
ブアンガン大使は、モンゴルの農業分野は、肥料をはじめ、必需品の供給途絶や市場の不確実性など、前例のない課題が直面していると強調し、米国政府は柔軟性のある持続可能な経済発展の支援、食糧安全保障の確保に向けた様々な取り組みの枠でモンゴルと協力してきた。