Ulaanbaatar
鉱業商品の電子取引開始以来 一般炭価格は7.5倍増
経済
3月28日、ハンガイ・アルタイ・モンゴル証券取引所（MSE）所長が鉱業商品の電子取引や銀行法の施行進捗などについて会見を行った。
2月末、国内経済は回復傾向にあり、経済成長率は8.1％。その背景に鉱業商品、特に石炭の輸出量増加があり、経済成長率の6.3％は輸出向け石炭の電子取引によるものだと推測される。一般炭を鉱山口で1㌧当たり9.5米㌦で販売していたが、証券取引所を通す売買が開始されてから73米㌦に増価し、7.5倍となった。また、原料炭は鉱山口で1㌧当たり60～62米㌦で販売されていたが、取引所を通すことで、187米㌦に達し、価格は3倍に上昇した。電子取引開始以来、モンゴル証券取引所、鉱業・重工業省及び金融規制委員会（FRC）の初期設定価格は124億トゥグルグまで高騰し、高実績を上げた。
