モンゴル画家、個展 スイスで開催

カルチャー
41@montsame.mn
2018-03-05 12:08:52
 2月17日、スイス・チューリッヒで画家E.オトゴンバヤル氏の個人展が開かれた。チューリッヒのAB43現代美術館での開催は3月24日までだ。オトゴンバヤル氏は2005年以降、ドイツ・ベルリン在住。モンゴル伝統の美術を欧州で広げようと活動展開。過去、欧州のスウェーデン、ドイツ、フランス、オランダ、チェコ、スイス、モルドバ、ポーランドやロシア、インド、アラブ首長国連邦、日本といった多くの国で作品展示会を開いた。欧州美術評論家や芸術愛好家は、『オトゴンバヤル氏の作品は、東洋美術やタンカ絵画、モンゴル伝統的な美術の影響を強く受けているが、東洋と西洋の要素と伝統を兼ね備えている点で素晴らしい』と評価。作品はその繊細さから業界から高く評価されており、モルドバ国立美術館、香港・上海銀行、私立美術館、研究所、個人コレクターのコレクションにある。同氏はモンゴル伝統の絵画手法を身に着けたほか、実際に歴史的な観光スポットを見学し、時代とその背景を体感した。特に、仏教の絵画を様々な観点から比較した。