丸岡健二氏に北極星勲章が授与される

社会
41@montsame.mn
2017-12-15 10:47:46
    13日、政府庁舎内で、大統領令によりGIIP(イ ンフラ開発プロジェクト ユニット)顧問の丸岡健 二氏に対する北極星勲章の授章式が行なわれた。授章理由は、長年モンゴルのインフラと道路整備に指導的立場で関わってきた功績によるもの で、Z.エンフボルド大統領府長官より北極星勲章が授与された。
    丸岡さんは2000年からモンゴルに赴任し、2003 年に太陽道路を、2013年には太陽橋の建設プロジェクトのコンサルタントリーダーとして計画から実施までを指導した。ま た、UB市のGPU道路プロジェクトでは、3つの交差点改良を実施したり、トール川の高速道路、セ ルベ川高速道路などを国際レベルに引き上げたりし た。国道ではトゥブ県のエルデネ郡からウンドゥルハ ンまでの250キロのFS(事前 調査)を指導した。
    授章後の感想を聞くと、「身に余る光栄で大変うれしく思っていま す。これまで途切れることなく毎年、UB市でJICAの技術協力とか、経産省やADBの仕事、それに政府のGPU・ストリートプ ロジェクトを実施してき ました。この間、感じたことは、開発効果が広く及んでいく過程で、経済 的、社会的に人が育って いくのを印象深く実感し たことです」と語る。最初にモンゴルを訪れた印象は、「街は整然とした建物が並び他のアジア諸 国と違う。人々とは心が通いやすいと思った」とし、「誠実で、すばらしい仕事仲間に恵まれ、実に幸せなモンゴルでの 17年余でした」と感慨深く振り返る。2003年にはUB市の名誉市民称号をもらっている。丸岡さんを知る人は、「穏やかな人柄で仕事への責任感が強い。話に興がのると饒舌におしゃべりする明るい人です」と評す。今月 20日には、仕事に一区切りをつけ、日本へ帰国する。NGOのグリーンストリ ート・プロジェクト(東京ストリート)には、今後も関わっていきたいと 言う。