初の「チョンジュ・ムルン」便が運航

社会
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2025-07-29 22:55:47

(ウランバートル市、2025年7月29日、国営モンツァメ通信社)「フンヌ・エア」社は本日、モンゴルの航空輸送の歴史に新たな一章を開く出来事として、「チョンジュ~ムルン」路線における初の国際定期便を運航したと、道路・交通省が報じた。


モンゴル政府行動計画に基づき実施されている航空輸送自由化政策の一環として、フブスグル県・ムルン市空港の等級が引き上げられ、国際民間航空機関(ICAO)の「4C」等級に達した。従って、「フンヌ・エア」社が、韓国・チョンジュ市とフブスグル県・ムルン市を結ぶ初の国際便を運航するに至った。


道路・交通省が、地方空港等級を国際基準である「4C」クラスに引き上げ、航空輸送ネットワークを段階的に拡充する取り組みが、単に交通・インフラ分野の発展にとどまらず、全国の観光業および地域振興にも、重要な経済的推進力になっている。例えば、本日よりムルン市空港で、国内定期便に加え、ロシア、中国、日本、韓国、さらに東南アジア諸国からの国際チャーター便や定期直行便を受け入れることが可能となった。


航空輸送の発展が、観光業に多大な貢献をもたらすと専門家らが見解を示している。ウランバートル市に全便が集中するのではなく、地方へ直接就航することに多方面での利点がある。


同チャーター便の運航により、外国人観光客が費用と時間を節約でき、ウランバートル市を経由せずに直接フブスグル県へ向かうという大きな利便性が生まれる。


「フンヌ・エア」社は、同フライトを98席の「Embraer-190」機で運航しており、二国を結ぶ同フライトは約4時間10分の所要時間となっている。