B.ガンハイチ選手、モンゴル通算33個目の世界柔道メダル獲得
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(ウランバートル市、2025年6月17日、国営モンツァメ通信社)ハンガリー・ブダペスト市で開催中の柔道世界選手権4日目、女子63㌔級に出場したB.ガンハイチ選手が銅メダルを獲得した。
B.ガンハイチ選手は初戦をシードで通過し、続く試合で韓国のシン・チェウォン選手、オーストリアのルビャナ・ピオベサナ選手を破ってベスト8に進出した。準決勝進出をかけた一戦で、日本の嘉重春樺選手に敗れたものの、敗者復活戦で地元ハンガリーのサビナ・ゲルチャク選手に勝利し、3位決定戦への切符を手にした。
銅メダル決定戦で、世界選手権2度の優勝歴と五輪金メダルを誇るブラジルのラファエラ・シルバ選手と対戦した。試合終了24秒前に一本背負いで技ありを奪い、そのまま逃げ切って銅メダルを獲得した。
B.ガンハイチ選手の今回の銅メダルは、モンゴル柔道代表にとって世界選手権通算33個目のメダル、そして銅メダルとしては20個目となった。
同選手にとって、今年2個目の国際大会メダルであり、先月タジキスタン・ドゥシャンベ市で開催された「グランドスラム」で金メダルを獲得した。長期の重傷により1年以上試合から遠ざかっていたが、アジア選手権優勝に加え、過去グランドスラムおよびグランプリ大会で計9個のメダルを獲得した。
また、16日出場したL.エンフリーレン功労選手は、クロアチアとフランスの強豪選手を破り、準々決勝でカナダの選手と対戦した際に腕を負傷し、最終的に7位入賞となった。
一方、男子81㌔級でO.シネバヤル国際マスターがUAEのヌグザリ・タタラシビリ選手に敗れた。
大会4日目終了時点で、モンゴルは2個の銅メダルを獲得し、参加93カ国中11位につけている。
17日、男子90㌔級、女子70㌔級の試合が行われる予定で、モンゴルから70㌔級にB.ニャムエルデネ選手とD.エスイ選手が出場する。