60カ国の官民リーダーがアスタナ市で集会
経済
(ウランバートル市、2025年6月10日、国営モンツァメ通信社)2025年5月29日〜30日、国連、欧州連合、そして70カ国以上の官民リーダーらがカザフスタン・アスタナ市で開催された会議に出席した。
同会議で、平和、経済協力、人工知能、天然資源の持続可能な利用など、世界的に注目されている課題が議論された。
カシムジョマルト・トカエフ・カザフスタン大統領は、開会式で「武力衝突や貿易戦争などによる経済的損失は、19兆米㌦に達している。従って、各国があらゆる問題を対話と協議によって解決するため協力することが、これまで以上に重要となっている」と強調した。
アスタナ国際フォーラムに、モンゴルから経済政策・競争力研究センターのP.ツァガーン理事長が出席し、カザフスタン国際商工会議所および現地のビジネス関係者に面会し、経験を共有した。
同国際フォーラムに「オユ・トルゴイ」鉱床の開発に重要な役割を果たしたロバート・フリードランド専門家が出席した。同氏は、フォーラム中の特別対談で「日に日に、鉱業分野は自然環境への悪影響を最小限に抑えている」と述べ、採掘のロボット化や省エネルギー技術の活用を紹介した。
フォーラムの前日、カシムジョマルト・トカエフ大統領は、ロバート・フリードランド氏と会談し、「アイヴァンホー・マインズ」社によるカザフスタンでの銅探査事業やその他の関連事項について意見交換を行った。