Ulaanbaatar
来年、経済成長率を6％に維持
政治
（ウランバートル市、2025年5月17日、国営モンツァメ通信社）5月15日の国会本会議で「2026年度の開発計画に関する国会決議案」が審議された。
国家開発計画案に盛り込まれた地域開発政策、人間開発政策、経済政策、人権を尊重するガバナンス政策の実施により、2026年に経済成長率が6％に維持され、一人当たりの国内総生産が8090米㌦に達し、貧困率が5％削減される。
来年の人間開発政策の優先分野として、貧困と不平等の削減、知識と教養を備えた健康なモンゴル人の育成が国家開発年間計画案に盛り込まれている。
2026年が「教育促進の年」と位置づけられ、教育の質とアクセス向上、投資拡大、108校の学校と95園の幼稚園の新設、学級の過密状態の解消、「最良の幼稚園と学校は家の近く」プログラムの実施、都市と地方の教育質の格差解消が盛り込まれている。
経済政策の優先分野として、「人間中心」の開発理念に基づき、ビジネス環境の改革と自由経済の構築が目指され、関連する取り組みが計画案に盛り込まれている。
人権を尊重するガバナンス政策の一環、全ての行政段階に人工知能を導入し、人間中心の行政サービスを実現することを目指していると、L.ガントゥムル経済開発大臣が発表した。
