「エネルギー3」プロジェクトの貸付協定案が承認

政治
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-01-15 17:25:03

(ウランバートル市、2025年1月15日、国営モンツァメ通信社)1月13日、国会経済常任委員会会議でモンゴル国と国際復興開発銀行(IBRD)の間で締結される「エネルギー3」プロジェクト貸付協定案に関する議論がされた。


ボルド・ジャブハラン財務大臣は、「『エネルギー3』プロジェクトは『長期ビジョン2050』長期開発戦略、新復興戦略、そして2024~2028年政府行動計画に盛り込まれたエネルギー部門の重要なプロジェクトである。政府は2024年10月16日に世界銀行国際復興開発銀行と同プロジェクトの貸付協定を締結し、2024年11月27日の閣議で審議・承認した」と述べた。


プロジェクトは、世界銀行の4700万米㌦の貸付資金により実施される。同貸付は、SOFRまたは保証されたオーバーナイト融資の金利に1.44%の変動金利が加算され、5年間元本返済が免除され、25年間内に返済される。貸付資金は、債務管理法第24条第3項に基づき、返済条件で「国内送電ネットワーク」公社に提供される。同プロジェクトの実施により、バガノール・チョイル方向の110kwの空中送電線の送電力が2倍に向上し、バガノールとチョイルの変電所が拡張され、エネルギーの品質、信頼性、安定性が確保される。その他、日々増加する地域のエネルギー需要を支障なく満たすことができるようになる。