バン・ギムン、チンギス・ハーン国立博物館で講演を行った
政治(ウランバートル市、2024年11月03日、国営モンツァメ通信社)11月03日、チンギス・ハーン国立博物館で第8代国連事務総長の潘基文(バン・ギムン)は「世界の課題に対処する:モンゴル・韓国」というテーマで講演を行った。この講演に、タパン・ミシュラ国連常駐調整官をはじめ、外国からのゲストや代表者に加え、政治家、ビジネス界の代表、そしてボランティア団体のメンバーが参加した。
この講演は、大統領の外交政策顧問であるE.オドバヤル氏によって開会された。その後、バン・ギムン・国連第8代事務総長が講演の冒頭で、前日、「チンギスハーン」勲章を受賞したことを喜び、今回のイベントが国連の持続可能な開発目標における成果を共に進め、気候問題に対して効果的な対策を講じ、多様な視点やパートナーシップ、協力を強化することで、世界の平和を支えるプロセスを示す重要なタイミングであると述べた。
バン・ギムン氏は講演の中で、以下の重要なポイントを強調した。
国連の持続可能な開発目標の実施を加速する必要性
時代の要請に応じた気候変動に関する緊急対策の重要性
世界が直面している課題を克服するために、女性の権限を強化する必要性
これらのテーマに基づいて、モンゴルと韓国の将来における協力の主要な分野
また、オフナー・フレルスフ大統領は「10億本の植林」全国運動を立ち上げ、積極的に取り組んでいることに感謝の意を表した。
続いて、「我が世界には国境はない。私たちは一つの地球の市民であり、次の世代にこの地球を健全な状態で引き継ぐ責任がある」と強調した。そのため、先進国と発展途上国が協力して取り組む必要があると述べた。
バン・ギムン氏は持続可能な開発目標の
People (人間)
Prosperity(豊かさ)
Planet(地球)
Peace(平和)
Partnership(パートナーシップ)という枠組みのもとで、政治やビジネスのリーダーが協力して働くことが非常に重要であると強調し、協力ができれば、不可能なことはないというメッセージを伝えた。