「遊牧民」世界文化フェスティバルが開催

社会
b.mungunchimeg@montsame.gov.mn
2024-08-20 17:18:56

(ウランバートル市、2024年8月20日、国営モンツァメ通信社)8月16日~18日、ナライフ区タイジ・ハイルハン山の麓で「遊牧民」世界文化フェスティバルが開催され、16カ国の遺産保持者とモンゴルから880人、アジア、ヨーロッパ、南米の12カ国から150人以上の代表者が参加した。また、フィリピン、トルコ、キルギス、ウズベキスタン、ロシアのアルタイ地方、韓国、ドイツの代表者が出演し、文化遺産の紹介に加え、参加者らはウリアンハイ弓射競技、ブリヤート弓射競技、シャガイ大会などモンゴル国技も披露した。

サインボヤン・アマルサイハン副首相は、「遊牧民」世界文化フェスティバルで挨拶を行い、「モンゴルは、ユネスに登録された有形文化遺産と無形文化遺産の数で世界上位にランクされている。同フェスティバルは、伝統や文化について相互に学び、歴史や伝統に誇りを持ち、それを継承していく素晴らしい機会を提供する」と強調した。

また、チンバト・ノミン文化・スポーツ・観光・青少年大臣は、「モンゴルの遊牧文化を世界に宣伝し、ユニークな外観と内容を備えた国際競争力の文化活動によりモンゴルを訪れる観光客数の増加に貢献できる」と述べた。

無形文化遺産の保存と保護、継承者の発掘と称賛、才能の発達、宣伝と普及を目的とした同フェスティバルは、8月18日に終了した。