Ulaanbaatar
テドロス・アダノム世界保健機関事務局長、モンゴル公式訪問を開始
政治
7月10、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相の招請により、テドロス・アダノム世界保健機関（WHO）事務局長(H.E.Dr.Tedros Adhanom, Director-General, World Health Organization）がモンゴル公式訪問のためウランバートル市に到着した。
テドロス・アダノム世界保健機関事務局長は、ソドノム・チンゾリグ保健大臣をはじめモンゴル政府関係者との会談後、オフナー・フレルスフ大統領と会談した。
フレルスフ大統領は、世界保健機関設立75周年の祝辞を述べ、モンゴルがCOVID-19パンデミックを最小限の被害で乗り越えたのは、世界保健機関の協力関係、支援、援助によると謝意を表した。
12日まで続く同訪問で、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相、バトムンク・バトツェツェグ外務大臣と、保健部門代表者との会談を予定している。さらに、モンゴルの独立と主権を象徴する伝統的なナーダム大祭に国賓として参加する。
同訪問は、モンゴル政府と世界保健機関との協力関係を一層強化し、国民の健康への取り組みを強化していく上で重要な訪問であり、世界保健機関事務局長がモンゴルを訪問するのは、2013年のマーガレット・チャン事務局長の訪問に続き、今回が4回目となる。
