ヒグマの赤ちゃんをタイガに復帰

社会
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2021-07-20 14:27:18

  フブスグル県エルデネボルガン郡にある遊牧民の家畜小屋に5月16日、ヒグマの赤ちゃんが来た。この赤ちゃんを自然に返したが、また戻ってきたため、自然環境・観光省及びフブスグル県の自然環境観光局の指示通り、約1ヵ月間、飼育して自力で採食できるようになり、果物、キノコが生えてから自然へ復帰させることになった。これにより、同郡の自然環境・持続可能な開発政策課のG.バヤルバト課長がヒグマの赤ちゃんを飼育した。最初、体重6㌔だったこの赤ちゃんの体重は今、16~17㌔となり、自力で採食できるようになった。そのため、7月4日に、エルデネボルガン郡庁所在地から60~70㎞に位置するタイガにこの赤ちゃんを復帰させた。このタイガには樺、杉、カラ松が主に育つ環境であるため、ヒグマの生息に最適とみなされる。赤ちゃんの安全のため、復帰場所の名称を隠したという。