「チンギス・ハーン歴史・文化研究所」閣議決定
政治政府は10日の閣議で、チンギス・ハーン歴史・文化研究所を設立する方針を決定した。「ミレニヤムにおける偉人」とも称されるチンギス・ハーンが残したモンゴル史と世界史の遺産や偉業に関する啓発並びに国内外への周 知活動、チンギス・ハーン学の学問を確立させるとした。
政府の発表によると、チンギス・ハーンと13世紀の歴史、文化に関する世界の共通認識が浅く、誤認識が未だに存在するという。同決定の動機は、正しい認識を広げることとされた。また、研究所の設置で、チン ギス・ハーンの名称や画像、立体像の取り扱いと保護に関する規制環境を整えるほか、国内外の研究者及び学者の学術的な貢献を一点へ集中させる狙いがある。