教育相、教材制作など事業者と面談

教育
naranchimeg199@gmail.com
2019-04-03 16:59:21
ヨンドンペレンレイ・バータルビレグ教育・文化・科学・スポーツ相は3月28日、学校教材の制作業者や制服製造業者らの関係者を呼び出して、今後の方針等について協議した。 バータルビレグ教育相は、ソヨムボ・プリンティング社、ムンヒーン・ウセグ社、セレンゲプレス社、ソドプレス社、ビトプレス社など、国内教材制作事業者との会談で、教材不足問題に触れ、「小学1年から高校3年の学生60万人がいる。そして170種の教科書が要る。教科書の完全配布はおよそ400億トゥグルグを要する。教科書分布の今の状況は、ウランバートル市内学校なら生徒2人に1冊、地方で特に隔離地なら教室に2冊ぐらいである」と現状について言及。同省は、新学年度に向けて教科書の充実化を図ろうとしていると述べ、教科書製本に対しておよそ37億トゥグルグの財源に加えて、アジア開発銀行との追加融資を調整していることを明らかにした。教科書制作の基本構想となる大綱に関して一切変更しない方針を表明した。一方、事業者側は、仲介業者は値上げする最大要因だとした。 バトズー社、トップズー社、シルメル・ザグヴァル社、トゥムル・トレード社など、国内アパレル業者は教育相との会談で、国産は中国製の激安輸入品との価格競争に負けている、と苦境を語り、国内事業の保護を求めた。