動物をテーマに作品を作る日本人画家:山田篤史さん

特集
naranchimeg199@gmail.com
2019-01-30 11:17:24

 日本人画家の山田篤志さん(31)とモンゴル芸術家連合のメンバーM.ガンオチル画家およびH.アリオンザヤ画家の3人が、モンゴル芸術家連合の「Best Art Gallery」で「ヤマダ」共同展を開催した。山田氏は、東京造形大学でグラフィックデザインを学び、卒業。その後、東京で美術の教師を務め、画家としても活動していた。グラフィックや木版画の印刷技術を使って、主に動物をテーマにした作品を作っている。山田さんは青年海外協力隊員としてモンゴルに来てから1年以上となり、今はセレンゲ県ンスフバートル郡の第1中学校で美術の教師として働いている。今回は展覧会の会期中、ウランバートルでインタビューした。


--美術の道に進むことになったきっかけは?

 小さい頃から絵が好きだったんですけど、高校生にになって大学を選ぶときに、一番自分の好きなことをしたいなと思って美術大学に入ろうと決め、そのまま美術大学を選びました。大学ではいろんな造形もしましたが、やっぱり絵を描くことが好きだったので、画家になりました。


--今回の展覧会と作品の特徴は?

 3人とも違うのものを描いているんです。僕は生き物を描く、アリオンザヤさんは女性の体を描いて女性の立場、そういうものを描く。ガンオチルさんはモンゴルの模様を描いている。3人とも全然違うものを描いているんですが、展示してみると、展示する空間が上手くできて、面白い効果があったかなと思っています。日本人とモンゴル人の考え方は、被写体に対する違いがあるので、上手く組み合わせた展示に「出来た!」と思っています。僕はいつも、動物と生き物を描いているんですけれど、アクリル絵の具を使ってグラフィックデザインのような物を描いたり、木版を使った技法で生き物を描いたりしています。生き物を通して生き物の命とか、力とかを色や模様で表現し、作品化しています。


--初めて作品を発表したのはいつでしたか?

 21才のときに、大学の芸術祭で初めて作品を発表しました。 その後23才のときに、東京のギャラリーで個展を開きました。


--共同した2人のモンゴル画家とは、どうやって知り合いましたか?

 共通のJICAの知り合いがアリオンザヤさんを僕に紹介してくれまして、作品を見せてくれ、それがすごくいい作品で、その後、アリオンザヤさんがガンオチルさんを紹介してくださった。お互いの作品を見て、「いいね、一緒に展覧会をやりませんか」と話し合って、今回の展覧会の実現に至りました。

--なぜモンゴルを選びましたか、いつモンゴルに来ましたか?

 1年半前にモンゴルに来ました。20177月です。いろんな国を見ても、美術を教える国はそんなに多くなかった。モンゴルでは教えるチャンスがあったので、それで来ました。


--モンゴルの子どもらに教えることはどうですか?

 モンゴル人の子どもたちは、とにかく自然が大好きかなと思いました。だから大自然の風景や馬とか花などをよく描いていました。


--またモンゴルへ戻ってきますか?

 多分、夏ごろ来ると思っています。今回展示をして作品を出してほしいとか、教えた学校の先生ですごく仲良くなった人もいる。またセレンゲ県へぜひ遊びに行きたいし、(いつ来るかは未定ですが)、必ず来ると思っています。


--将来の目標は?

日本に戻ってまた美術の先生しながら、プロとしても絵を描きます。今度は違う国へ行く試験を受けようと思っています。そこでも展覧会をしたりして、いろんな国へ行けたらいいなと思っています。


--ありがとうございました。

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