住友商事奨学金授与式、新旧所長揃い 「モンゴルのためになる人材に」

教育
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2018-04-25 15:34:00
 12日、住友商事によるモンゴル学生への第23回目の奨学金授与式がモンゴル国立大学および科学技術大学で行われた。国立大での授与式には、30名の奨学生が集った。
 冒頭で、同社ウランバートル事務所の藤原弘人・前所長が挨拶し、「本奨学金は皆さんの将来における制約はありません。ただ、自分のために利用するのではなくモンゴルのためになる人材になってください」とした。
 住友商事奨学金授与式、新旧所長揃い「モンゴルのためになる人材に」藤原前所長に続き、新しくモンゴル事務所所長に就任して間もない中川敬章所長は「皆さんを見ていると自分の息子や娘のように感じます。心配することもありますが、皆さんはしっかりしているので大丈夫だと思います。がんばってください」と学生らに語り掛ける場面もあった。今回は新旧の所長がそろって奨学金を手渡した点で、特別な授与式となった。また、証書と一緒に「夢なき者、理想なし。理想なき者、希望なし」で始まる吉田松陰の言葉が書かれたカードが奨学生らに渡された。学生らは喜びひとしおに証書を受け取り、満面の笑みで写真撮影に臨む表情が印象的だった。
 授与式の次に、奨学生を代表して同大学の経営学部金融・銀行学科4年のG.ドラムスレンさんが感謝の辞を述べ、「アルハンガイ県で育った高校生までは人前で話すのが苦手な子どもだったが、ウランバートルに来て国立大に入学し、自身の足りなさに気づいて落ち込んでいた時、同奨学金に出会った。それ以来自信がつき、勉強ももっと一生懸命するようになり、人前で話したりチームで行動したりできるようになりました。奨学金を企画してくださった方々に感謝しています」と語った。
 同奨学金は対象の大学の基準を満たした1~4学年の学生に毎年支給され、第一学年で支給された学生は一定の成績を保てば卒業までの4年間継続して受給することができる。受給者が将来どのような道に進むかなどの制約はなく、進路は学生自身の自由意志により、それを支援する形の奨学金となっている。
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