初のツァータン全国チャンピオンが誕生

社会
41@montsame.mn
2018-02-20 15:50:29
 フブスグル県の名物といえば、モンゴル5大家畜に次ぐ第 6の家畜となったトナカイであ る。ここ数年でトナカイの繁殖が進み、その数は年々増加している。これに関連して、同県ツァガーンノール郡で「ツァー タン全国チャンピオン」が選出された。


 ツァータンとは、フブ スグル湖周辺に住み、トナカイ で遊牧する少数民族だ。選ばれ たのは同郡在住のチョローン・バトバヤルさんで、トナカイ 147頭を飼育し、トナカイの繁 殖と育成に熱心に取り組んだとして、チャンピオンの称号が与えられた。ツァータン全国チャンピオンは地元住民の投票で選ばれ、L.ムンフバト国会議員を 通じて政府の関連機関に提出された。また、バトバヤルさんは 2015年に郡チャンピオン、2016 年に県チャンピオンに輝いており、トナカイ遊牧にいそしんでいるほか、トナカイの少ない家庭に譲るといった活動もしているという。