MIATモンゴル、 2018年3月中旬までバンコク直行便就航

社会
41@montsame.mn
2017-11-10 14:19:06
 11月4日、ミアット・モンゴル航空公社のウランバートル~バンコク線の開設式典が行われ、モンゴルからタイへの国際線直行便就航をスタートさせた。機材は、ボーイング737-800型機だ。運賃は、往復160万トゥグルグである。同航空は積極的に国際路線拡大を図っている。
 6月にウランバートル~釜山線が開通。バンコク線が2018年3月21日までに就航。これまでのタイ行きは、北京国際空港や仁川国際空港のトランジットであった。開設式典には、B.ツォグトゲレル道路・運輸開発副大臣やB.アルタンツォム民間航空管理庁副長官、ミヤ
ット・モンゴル航空事業企画部のN.ガンボルド副部長らの関係者らが出席した。ガンボルド副部長は「東南アジア観光産業において重要な地位を占めるタイ王国への定期便就航は、観光のみならず、医療や商業分野における交流活性化に繋がる絶好の機会である」とその意義を強調し、「同社は、モンゴルを世界に繋げる目標に向けて、乗客が安全で安心でき、また効率的なサービスを受けられるように最善を尽くす」と今後への意気込みを示した。
 ツォグトゲレル道路・運輸開発副大臣は、各路線における運賃引き下げを目指して取り組んでいる、と運賃引き下げにも言及。具体的な時期について「交渉は年末から始まる」と述べた。アルタンツォム民間航空管理庁副長官は、タイとの路線開設は、乗客にとってコストや時間、費用の面で削減になる重要な意義がある、とした。