モンゴル人民党が地方選挙でも圧勝

政治
arvis@montsame.mn
2016-10-28 15:53:15

モンゴルにとって、今年は選挙年である。4年ごとに行われる総選挙や地方選挙でも、モンゴル人民党が圧勝した。6月9日の総選挙と共にウランバートル市議会の選挙も実施されたた。

 10月19日(水)、モンゴル全国で地方選挙(区・郡のみ)が行われ、1756選挙区で7282議席に1万5212名の立 候補者が出馬した。その中、政党や連立党から1万4489名、無所属723名だった。モンゴル人民党、民主党、国民勇気緑党、モンゴル緑党、モンゴル人民革命党、祖国党、労働国家党、「中央地方」連立党などの立候補者たちだ。地方選挙の全立候補者1万5212名の4530名が女性だった。総選挙では全498名の立候補者の129名(25.9%)が女性で、そのうち12名が当選して国会議員となった。

 投票は朝7時から夜22時まで行われたが、投票率は非常に低かった。このため、中央選挙管理委員会は10月23日(日)や29日(土)に補欠選挙を実施すると決定した。ウランバートル市の総選挙人は86万452人で、そのうち4 1 万3 2 1 2 名の有権者が登録し、投票率は48%だった。投票率が50%を超えない場合は無効とし、補欠選挙を実施しなければならない。

 このため、1 3 5選挙区での投票率が50%に満たなかったため追加投票を23日に実施した。19県の57選挙区で117人の立候補者の投票数が同数だったため、法律に従い29日に補欠選挙を実施する予定だ。23日の追加投票は10県の57選挙区、ウランバートル市の78選挙区で行われ、全21県の投票率は63.2%、ウランバートル市の投票率が56%となった。地方選挙の算定結果ではモンゴル全国331郡の215郡でモンゴル人民党87郡で民主党がそれぞれ勝った。ウランバートル市ではモンゴル人民党が全295議席の195議席、民主党が98議席、無所属立候補者が2議席を獲得した。ウランバートル市には全9区があり、その6区でモンゴル人民党が過半数を獲得した。今回の地方選挙には139億トゥグルグが予算化され、200万枚の投票用紙を発行した。しかし、補欠選挙を実施するため、117名の立候補者が記載された投票用紙を再び発行しなければならなかった。以前は、2008年にウランバートル市議会の選挙を全体的に無効にし、補欠選挙を実施していた。2012年の地方選挙では全21県の19県、ウランバートル市全9区の6区で補欠選挙を実施した。6月29日の総選挙の費用は164億トゥグルグとなった。

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