ハンガリー首相の公式訪問、両国間協力を強化

政治
arvis@montsame.mn
2016-01-29 12:32:27

 24日~26日にかけて、モンゴルのCh.サイハンビレグ首相の招請により、ハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相がモンゴルを公式訪問した。今回の訪問は首相レベルとして初めてということが特徴だ。2 5 日、両国首相が会談した。

 冒頭、サイハンビレグ首相は「ここ数年、わが両国の関係と協力は促進し、ハンガリーの大統領や外相がモンゴルを訪問しました。また、ウランバートルにハンガリー大使館が開設されるなど、関係は拡大化しています」と述べた。さらに、サイハンビレグ首相は2011年に両国農牧業省間で締結した協力覚書に反映された各事業の強化を要請し、食肉加工でハンガリーの経験を導入し、協力することが可能と語った。これに対し、オルバーン・ヴィクトル首相はサイハンビレグ首相の提案を支持し、協力は可能と述べ、今後、両国間の貿易流通を増やし、貿易を相互利益的に促進させることを重視すると強調した。さらに、ハンガリーは水源調査、地下水埋蔵の確定、薬品や医療機生産でモンゴルと協力は可能と語った。現在、ハンガリー政府奨学金でモンゴルから400人が留学しており、その中、100人余りが医学を専攻している。オルバーン・ヴィクトル首相は医学を専攻した留学生数を200人にすることは可能と述べ、その調査を進めると語った。また、両首相はバイオコンビナート国営企業改修にハンガリー政府が協力し、2500万米ドルの借款供与について意見交換し、今後、農牧業の原料品の集積加工団地を設置することで話し合った。

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