スフバートル県:ガンガ湖に白鳥約2000羽
社会
(スフバートル県:2025年10月10日、国営モンツァメ通信社)国連は、5月と10月の第2土曜日を「世界渡り鳥の日」としている。スフバートル県のガンガ湖で、毎年恒例の「白鳥の集い」が見頃を迎えている。数千羽の白鳥が湖面を舞い、訪れた人々の目を楽しませている。
ガンガ湖は21本の湧水で支えられる淡水湖で、面積は大きくないが、独特の微気候と美しい景観で知られる。毎年秋、寒さが本格化する前のこの時期になると、世界の北半球から多くの水鳥が南へと旅立つ途中で立ち寄る。その中でも白鳥の群れが最も多く集まることで有名である。
先週の調査ですでに約2000羽の白鳥が確認されており、10月中旬には5000〜7000羽に達する見込みだという。天候が穏やかで気温が急に下がらなければ、白鳥たちは湖に数日から1週間ほど滞在する。
白鳥の中には雛を連れた親鳥もおり、雛が成長するまでの間に餌を取り、次の長旅に備えて体力を蓄える。湖畔は、白い翼を広げて優雅に舞う姿や、つがいで鳴き交わす光景も見られる。
この幻想的な風景は「千羽の白鳥の集い」と呼ばれ、10月には多くの観光客がダリガンガ郡を訪れる人気の自然イベントとなっている。