モンゴルとシンガポールのビジネス会議
経済(ウランバートル市、2024年7月23日、国営モンツァメ通信社)7月23日、モンゴル商工会議所(MNCCI)によるとシンガポールの事業会社約20社の代表らがモンゴルを訪問する。
更に、8月12~13日にかけてモンゴルとシンガポールのビジネス・フォーラムおよび企業間会議を開催する。同会議は、以下の部門に関して開催される。
エネルギーと持続可能な開発
不動産
輸送・物流
ビジネス・サービス
コンサルティング・サービスとデザイン・マネジメント
保健、製薬、バイオ・テクノロジー
食料生産、食品、飲料
金融サービス
家具とインテリア・デザイン
建物の企画・施工
生地、テキスタイル、既製衣料品
土壌修復とコンサルティング・サービス
モンゴル商工会議所とシンガポール・ビジネス協会は、モンゴルとシンガポールの企業間会議を共催する。同ビジネス会議で、シンガポールの代表らがモンゴルの起業家らと会談し、今後の協力について話し合う。両側の会談は今回で4回目となる。
以前、シンガポール側は、モンゴル企業を東南アジア市場に紹介するための一連のビジネス研修をモンゴルで実施したことがある。同研修に、羊毛やカシミヤ、製薬、療養所、観光などを経営する企業が参加し、3~4社がビジネス・インキュベーターを通じてアジア諸国の市場に参入し、商品の販売を開始した。特に、モンゴルのエコ商品が国際市場で販売され始めた。
シンガポールで、発展途上国の中小企業や貿易業者を東南アジア市場に呼び込むためのビジネス・プログラム「Business Entry program-Singapore Incubator」が実施されている。同プログラムを通じて、モンゴルなどの発展途上国の起業家を育成し、海外市場に参入するための一連のインキュベーター活動が実施される。
加えて、シンガポールの「Business Entry program-Singapore Incubator」ビジネス・プログラムは、「Action community entrepreneurship Singapore (ACE)」と協力し、「アジア市場へのアクセスのための協力アクセラレータープログラム」を実施してきた。